バイヤー/メンズ
2019-11-25
まもなく締切!老舗が紡ぐ「銀座今昔」物語。
和田誠さんの訃報からしばらく経ちました。
正直なところ昭和45年生まれの私には、生前の氏の偉大さを認識する機会がありませんでした。お恥ずかしい限りです。
週刊文春の表紙、マザーグースの絵本、麻雀放浪記の監督など、改めて聞けば私の、いや日本の生活にしっくりと溶け込んだ身近な天才であられたことに驚きを覚えました。
そこで今更ながら和田さんの本を何か読みたいと思い、ふと目についたのが『銀座界隈ドキドキの日々』。
現在好評ご注文承り中の銀座田屋『銀座今昔』ネクタイ12ヵ月頒布会企画に関わらせていただきました身としては、銀座を題材としたこの本との出会いは運命を感じ早速購入して読み始めました。
その軽妙な文体に触れ、初めて出会う方とは思えないような親近感に包まれます。
多摩美を出て西銀座のライト・パブリシティに入社。「銀座はやはり街の王様だった」、「『銀座二十四帖』という映画を見た。その主題歌「銀座の雀」を森繁久彌が歌っていて、「銀座の夜、銀座の朝、真夜中だって知っている、隅から隅まで知っている」という歌詞の気分に憧れたものだ」と綴られています。
今も輝く銀座ですが、昔の輝きは私の想像をはるかに超えていたようです。
銀座に創業して114年。
初めて国産ネクタイを生み出したとされるネクタイの老舗田屋が、
満を持して生み出した新しい銀座の物語「銀座今昔」ネクタイ12ヵ月頒布会。
銀座を象徴する図柄のネクタイが1年間にわたり毎月届き、
12本すべて揃うと一つの物語が完成するという、世にもまれなネクタイの頒布会です。
お申込み締切日は11月30日(土)。
残すところあとわずかとなっております。
この機会に銀座の歴史文化と織りの芸術が生み出した素晴らしき世界に触れてみてはいかがでしょうか。